2022.1.6
SEOに効果的なブログ(コラム記事)の書き方8つのポイント
先日、ホームページのブログ(コラム記事)をがんばって更新されているお客様より、
「ブログでどんなネタを書けば効果的なのかわらかないので、教えてほしい」
とのご相談をいただきました。
お客様はスタッフメンバーでローテーションを決めて、週1回ブログを更新されていましたが、業務とは関係の無い内容が多く、ホームページにとって効果的な更新となっているのか疑問に思われての相談でした。
今回は、
SEOに効果的なブログ(コラム記事)作成のポイントをご紹介したいと思います。
なぜブログ(コラム記事)の更新が必要なのか?
SEO対策を行っていく上で、ブログ(コラム記事)は非常に大切なコンテンツになります。
ブログを更新していくことでページ数が増えて掲載内容が充実し、新しい情報として検索エンジンからの評価が得られやすくなるからです。
どんなことを載せたらいいの?
事業内容とキーワードに沿った内容を掲載するようにしていくと良いでしょう。
普段から、仕事として従事していて当たり前と感じてしまうような豆知識も、ユーザーにとっては知りたい貴重な情報です。
それらはユーザーに対して有益な情報であることから、検索エンジンの評価が期待できます。
逆に、更新頻度を重視するあまり、事業内容とかけ離れた内容を更新するのはマイナスです。
更新頻度は落としてでも、事業内容に沿った内容で更新しましょう。
【例】
岡山市にある歯科医院のホームページ
NG
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東京のカフェを紹介する記事
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OK
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歯のホームケア方法を紹介する記事
|
職場の雰囲気を求人活動の一環として伝えるために、スタッフのランチ風景を掲載する場合は、ブログではなくSNS(Instagram、Twitter、Facebook、YouTube)に掲載する様にしましょう。
SEOに強くなる更新のポイント
ポイント1:キーワードを含めたタイトルや記事内容にする
タイトルはSEO内部対策において、最優先チェック項目のひとつです。
タイトルには必ず対策キーワードを入れる様にしましょう。
また、対策キーワードはタイトルの後方ではなく、できるだけ前方に埋め込むと、更に上位が狙えます。
【例】
対策キーワードが「岡山 ラーメン」の場合
NG
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おいしいラーメンのお店を紹介
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OK
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岡山の美味しいラーメンを出すお店20選!
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タイトルだけではなく、
本文も対策キーワードに関連した内容を掲載しましょう。
検索エンジンは、キーワードに対する情報が豊富にあるか、ユーザーの役に立つ情報があるか等を評価するため、掲載する内容についてもキーワードを意識した方が上位表示されやすくなります。
ただし、キーワードが入れにくい場合は無理に入れる必要はありません。
ポイント2:コピーコンテンツを避ける
検索エンジンは「他のサイト(ページ)と同じ文章」を掲載しているサイトを嫌います。
充実したブログ(コラム記事)を書くことは大切ですが、競合サイトの内容をそのまま引用すると、順位が上がりにくい傾向があります。
文章を記載する際は、ご自身の言葉でオリジナルの文章を掲載するようにしましょう。
ポイント3:画像を掲載する(できればオリジナル画像)
文字ばかりのコラム記事と画像のあるコラム記事、どちらが見やすいでしょうか?もちろん後者ですよね。
文章に関連した画像を掲載するようにしましょう。関連性の無い画像だと効果はありません。
できれば、ご自身で用意したオリジナル画像を掲載しましょう。
どうしても用意できない場合は、フリー素材でも構いません。
だと覚えてください。
ポイント4:データ(グラフ、表)を掲載する
情報の信ぴょう性を上げるため、文章の根拠となるデータを提示しましょう。
データはグラフや表など、何でも構いません。
ユーザーが分かりやすい形で提示しましょう。
また、
他サイトや文献から引用する場合は、必ず引用元を明確にした上で掲載しましょう。
他サイトの場合は、リンクもきちんと貼りましょう。
ポイント5:2~3行程度の更新は避ける
ブログ(コラム記事)を更新し、ページ量を増加させることはSEO対策として大切です。
しかし、1つ1つの内容が薄いと検索エンジンにとって良くありません。
内容が薄いページがたくさん増えても評価されにくいのです。
毎日2~3行程度のブログ(新着情報)を更新するより、月1回1,000~2,000文字程度のブログ(コラム記事)を更新することを心掛けましょう。
文字数を無理やり増やそうと関係のない文章を足すのはマイナスです。
どうしても文章が出てこない場合は、競合サイトを参考にしたり、社内の他のスタッフに見てもらうことで、新しいアイデアを獲得しましょう。
新着情報(お知らせ、キャンペーン情報)の更新は文字数が少ないですが、必要な更新です。
古い新着情報は削除する等して、バランスを調整しましょう。
ポイント6:見出し(中見出し、小見出し)をつける
文章はメリハリがあった方が読みやすいものです。
中見出しや小見出しをつけて読みやすいコンテンツにしましょう。
中見出し、小見出しも重要なSEO対策箇所です。
ページタイトル同様、キーワードを入れる様に意識しましょう。(とはいえ、
無理な詰め込みはNGですよ)
ホームページで中見出し、小見出しをつける場合は、h2タグやh3タグを使用します。
最近ではHTMLの知識がなくても簡単にタグが設定できます。
設定の仕方は環境によって異なりますので、「○○+h2タグ+使い方」等で検索してみましょう。(例:「WordPress h2タグ 使い方」)
ブログに「目次」を設定することもオススメです(長文の場合は必須!)
目次があれば記事の内容がひと目でわかる様になったり、リンクを使って求めている情報にすぐアクセスできる様になったりと、ユーザーの利便性が高くなるからです。
WordPressでh2タグやh3タグで中見出し、小見出しを用意しておくと、
プラグインで簡単に目次を設定することが可能です。
おすすめプラグイン
Table of Contents Plus
ポイント7:ユーザーの役にたつような記事を書く
検索エンジンはユーザーにとって役に立つ内容が載っているサイトを順位アップさせる傾向があります。
ブログ(コラム記事)で、ユーザーのためになる情報を意識して書くとよいでしょう。
【例1】
「インプラント」での上位検索を目指す場合
→ インプラントとは
→ インプラントのメリットデメリット
→ インプラントと差し歯の違い
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【例2】
太陽光発電システムでの上位検索を目指す場合
→ 太陽光発電のメリットデメリット
→ 太陽光発電の費用について
→ 太陽光発電に蓄電池を後付けするベストなタイミングは?
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ユーザーの検索意図を知りたい場合、実際にGoogle検索窓にキーワードを入力しましょう。
すると、キーワードと合わせてよく利用されているキーワードが表示されます。
これらを参考にして、ブログ(コラム記事)のネタを考えるとよいでしょう。
また、「Googleトレンド」を使用すると、地域、期間、カテゴリ、検索種別で絞り込んだキーワードの人気度の動向を知ることができます。
参考サイト:
Googleトレンド
ポイント8:著者を明確にする
引用元:
メディカルドキュメント
ブログ(コラム記事)の最初や最後に、「この記事を書いた人」や「著者」「監修」といったコンテンツをみたことはありませんか?
Googleはブログ(コラム記事)を書いた人物までも評価の参考にします。
一般の人が書いた記事よりも、その道のプロ(例:医師、技術者、専門家)が書いた情報の方が信ぴょう性がありますよね。
病院のコラムなどを書く際は、必ず筆者のプロフィールをその記事に記載する様にしましょう。
まとめ
ホームページの完成はゴールではなく、スタートです。
公開後も積極的に更新していくことで、アクセスが集まるホームページへ成長させていきましょう。
また、イケルでは、お客様と一緒になってホームページを育てていく「保守サービス」をご用意しております。
定期的に打ち合わせを行い、更新のサポートやホームページの分析、SEO対策、新たなご提案を行います。
- 自社に更新できるスタッフがいない
- 継続的にSEO対策を行っていきたい
- 定期的に調査・分析を行い、対策を練りたい
その様な方は、お気軽にご相談ください。
弊社の保守サービス
株式会社イケル Webディレクター
システム会社に8年務めた後、イケル設立に携わる。
出産・育児のため退社していたが、専業主婦を経て復帰。現在は、ホームページ制作から運用・保守までを担当。
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