2021.9.13
初心者さんがやりがちなNGデザイン(後編)
デザイナーじゃないのに、突然お店のメニューを作ることになった…
初心者だけど、せめて「なんかダサい」とは言われたくない!
そんなデザイン初心者さんやノンデザイナーさん向けに、やりがちなNGデザインとその解決方法をご紹介します。
後編である今回は、飾りとレイアウトについてまとめてみました。
前編では色と文字についてまとめています。
まだの方はぜひこちらもご覧ください!
初心者さんがやりがちなNGデザイン(前編)
●飾り編
シャドウはひかえめに
初心者さんによく見られる、濃いドロップシャドウ。
濃い…、というか黒い!
シャドウをつけるのは、デザインの情報量を上げるには便利なテクニックなのですが、実はさりげないくらいで十分なケースが多いです。
あまりつけすぎると全体が黒黒としてしまうので、シャドウはさりげなく、ひかえめを意識してみてください。
また、なんでもシャドウをつけるのは、ごちゃごちゃしてしまうので避けましょう。
存在感が欲しい物に、ポイントとして使うようにしましょう。
飾りの図形は小さく
リンクボタンや箇条書きのマークなど、文章のアクセントとして図形を使う際は文字より小さいサイズを目安にするとバランスが良くなります。
アイコンやイラストなどは、ユーザーの目を引く目的で大きめでもOKです。
吹き出しになんとなく入れられた文字
プレゼン資料などにもよく登場する「吹き出し」
なんとなく文字をいれるのではなく、文字の周りの余白を意識することで、読みやすく、美しい吹き出しになります。
なんとなく作られた吹き出し
ワード感が出てしまう吹き出しは、デザインの中で悪目立ちしてしまうのでNG。
綺麗な吹き出しのポイントは、
です。
また、初心者のうちは線と塗りに色をつけるのは避けて、線のみor塗りのみに色を付けるとデザインの中で使いやすいです。
角丸は潰さない
潰れた角丸はどうしても素人感や、ちょっと雑な印象を与えてしまいます。
角丸オブジェクトのサイズを変更した時には角が潰れていないか確認し、見る人の印象を悪くしないようにしましょう。
良い素材を使う
写真やイラストは質の良いものを選ぶようにしましょう。
デザインが良くても、素材のテイストが古かったり、色が悪かったりすると全体の印象も悪くなってしまいます。
折込チラシや雑誌などで、「良いな」と思ったものには
どんな写真やイラストが使われているかという目線でみてみると、素材選びの参考になる思います。
●レイアウト編
文字を揃える
文字は基本的には左揃えがおすすめです。
中央揃えは短い文章にはOKですが、長文は読みづらくなってしまい、おすすめできません。
ブロックも揃える
文章以外の要素、図形や画像がある場合、幅や高さを揃えるようにすると画面がスッキリとし、見る人に伝わりやすくなります。
余白をとる
文字の回りには均等に、適度な余白をとりましょう。
枠で囲むにも、帯を引くにも、適度に余白を設けることでスッキリとまとまり読みやすい印象になります。
デザイナーは余白をデザインしている、とも言われます。面倒くさいかもしれませんが、余白を意識して脱素人感を目指しましょう!
まとめ
飾りとレイアウト編、いかがだったでしょうか?
「デザインを作ってみたけど、なんだかイマイチ…」というときには、文字の幅や高さを揃えるだけでも印象が良くなるので、ぜひ試してみてください!
株式会社イケル デザイナー
デザイン・イラストを担当しています。お客様それぞれの”らしさ”を活かしたホームページデザインを作成します!
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