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平病院の認知症予防教室に参加しました

4月21日(土)、岡山県和気町の平病院で毎年、地域の方が参加する、第5回明るく楽しい認知症予防教室に参加しました。高齢者が50名ほどで、中にはお孫さんを連れてきている方もおられました。


まず最初に、吉備国際大学非常勤講師の高見博子先生から、「手・足・口を使って若返りをはなりましょう」と題して、脳を動かしながら学んでいきます。「ぐでぇ~」で体を緩め、「しゃきっ」で姿勢を正し、座りながらみんなで一緒にやってみます。高見先生の話術がとても楽しいため、みなさん夢中になっています。左右の指で、それぞれ違う動かし方をしながら数えていく、次に、左右の手を使い一人でじゃんけんをする、そして、手話をしながら歌を歌う。高見先生の普段の大学での学生とのやりとりを交えながら、笑いの絶えない時間が続きます。中には、大笑いが止まらない人もおられました。楽しさの中に、脳を動かし、身体を動かし、認知症予防に繋げています。人が笑ったり泣いたりする色々な行動は、脳の運動野と体性感覚野から指令が出ていて、その関係する身体の部分は指、舌、足が多くを占めています。今回の教室で、指、舌、足を動かすことで、認知症の予防になります。指を一緒に動かす合間には、もの忘れと認知症の違いの説明を入れて、身体を動かしながら、関連する知識も提供する無駄のないプログラムでした。身体を動かすだけでなく、笑うことで益々威力を発揮している予防ではないかと思います。

そして、次にHIS研究センターの石田章一代表の説明で、「すこやか検定」を行ないました。1枚の用紙の16問の3択問題にチャレンジです。「熱中症の予防で正しい物はなんでしょうか?」「動脈硬化の自覚症状は、どのような物がありますか?」など、3択なので簡単そうですが、悩む問題でした。やはり病気の知識となると簡単ではありません。しかし、自分のために知っておくべき知識の提供に繋がっています。
あっという間の楽しい時間でしたが、無駄のない様々な工夫が詰め込まれた内容です。参加された方も、特別なことではなく、普段の暮らしの一つの楽しみのようで、和やかな雰囲気でした。地域があってこその病院、普段の病院の姿勢が自然に伝わってきました。最初の挨拶で平茂郎常務理事が地域とどう繋がっていくか、よりよいサービスを共有するために事業体自体の情報発信に力を入れていると言われました。多くのスタッフの方が関わっておられ、みなさん熱心にサポートをしておられます。病院スタッフと地域の方の一体感が伝わる心地よい時間でした。