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失敗と書いて成長と読む(同友会の学び)

2月15日(木)経営の勉強の場、同友会の経営者の報告および討議を行ないました。

フナキ運輸株式会社、奥田建志代表取締役社長のテーマ「失敗と書いて成長と読む、~過去は変えられる・未来はつくれる」の報告を伺い、「経営者の姿勢とは、どういうものか?」を討議の柱に、グループで討議を行なった。

奥田建志氏の、波瀾万丈な生き方、何事も素直に正直に行動されている中で、感謝の気持ちが自然と芽生えてくるところに、人としての大切な部分を感じた。

学校に片道2時間もかかる通学や、学業に対して不真面目な学生時代を通して社会人になる。様々な失敗をしながら、周りの人がうらやましく思えた時期も多かったいう。それでも、仕事には正面から向き合っていた。奥田氏の正面から向き合うというのは、会社のために貢献するということより、自分の気持ちに正直に社員としてどう感じるかが違うような気がした。そして、会社の危機を身近に過ごしながら、結果として会社に貢献し、期待をされる人財になっていく。そして、社員の視点をもつ奥田氏に次の経営者としてバトンが渡された。負債が多い、マイナスの会社を受け継ぐことは、誰もが請けがたいものである。苦労を承知の上、受け継ぎ、様々な苦労を、自ら進んでこなしていく。会社が駄目になっても、お百姓をすれば食ってはいけると開き直る強さが根底にはあった。社員への信用は、自分の働く背中を見せて、積み重ねていったのだと思う。経営はカンと運だと話されたが、カンを呼び起こすには、仕事がどのように人に役立っているのか、根本的に、スマートに行動が出来たらだと思う。運をたぐり寄せる能力は、そうした経験による積み重ねと、社員や周りに関わる取引先や得意先の信頼が増していくから、やってきたのだ。

社員に見せる現場での実務だけではなく、経営者の考え方をセミナーや書籍で学んでいる。その基礎的な経営者の姿勢の学びがあった。基礎的な学びを通し、人の意見を聞く前に、答えを持ち得たのだろう。そして、同友会での、経営指針を作るための研修で、考え方が変ったと言われた。今までの学びとは違う、その研修で学びは、ものごとには、本当の答えはないことに気づき、聞くことの大切さ、おもしろさを感じ取った。人は変化を嫌がり、変えることは隕石があたるぐらい難しいと表現された。学ぶことで答えを出せるようになったが、それだけでは、人を変えることは出来ないことを、腹に落とすことが出来たのだ。そして、自分が変ることへ視点が変っていく。そこに気づくことで、周りへの感謝の気持ちが増し、家族や、今まで関わった人たちがあってこそと、感謝の深みが増していった。知識として、学んだ得た事ではなく、自分の心が素直に感謝を感じたのだ。

人間らしい、素直な生き方は、役立ちを生み、信頼を獲得できるのだと、あらためて学ぶことになった。以前は、人に興味がなかったが、今は、興味を持って接する事ができるようになったと言われる。一番素敵なのは、やらなければならないと、させられているのではなく、楽しいから、行動している点だ。これは、経営者も社員も同じだろう。楽しいから、人に興味を持ち、人に興味を持つことが、社会で自分の役割や自分のあり方を見つける、生き方として大きなヒントだ。自分は楽しんで経営をしているか、そう投げかけてみた。