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働く人が満足するために

岡山県中小企業家同友会岡山南支部の7月例会に参加しました。

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問題提起として、株式会社えくぼの糸山智栄さんに、「想いだけではどうにもならん!~働く人が満足せんと始まらんじゃろ~」をテーマにお話しをいただく。市民活動、子育て、学童保育など様々な社会的活動を行なってきた糸山さんは、2011年に訪問介護事業の株式会社えくぼを創業する。社会に役立つことを前に進めて実行していく力は凄まじいものがある。彼女の感じてきた社会問題を正したい想いと、行動力が結果を出している。しかし、株式会社えくぼの社員との思いの距離が開いている課題を抱える。自分が進めていくすばらしい取り組みと、社員との思いに違いがあるのだ。社会の課題のその上で事業を進めることは、それだけで困難がそこにある。その思いを社員と向き合ってやらないと駄目だと反省の想いを聞かせていただいた。彼女を支える人、支えたい人、共感する人はとても多い。だからこそ、一番のパートナーである社員も理解していただかないといけない。しっかりと社員と向き合い、自社の存在意義を明確に広めてい欲しいと思った。

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続いてグループにわかれ、「働く人が満足するためにあなたはどのようなことをしていますか?」のテーマで6人の経営者と討議を行った。

課題を多く抱えている経営者も多く、熱い討議が白熱する。社員の育て方がわからない、社員のためと思いの行為が、逆に新しい課題がでてうまくいかなかった。聞き出しても出てこないなど、悩みがたくさん出てくる。自分の喜びが社員の喜びでないと思いつつ、社員の喜びまでつかむことが出来ない。

本当の社員の満足は、本人でさえわからない時があるし、そんな思いがない人もいる。時期によって、成長の度合いによって、満足というものが変化するからだろう。

ある経営者は、社員の満足を測るには、理念を掲げそれに向かって一緒に走ることが必要だという。一緒にその方向を目指すことで、社員との想いの相違に気づいていくのではないか。まずは目指す方向を示すこそ、相違を見つける出発点だ。それを繰り返し取り組むことで課題が見えてくる、明確になってくると取り組まれていた。終わりはない、社会も変化し、人も成長する、こうした繰り返しがいいのだろうと思いながら進めておられた。

与えられることを期待する社員もいることは事実で、そうした場合は、本音が出てこなかったり、自分の思いを考えていなかったりするのだろう。しかし、だからといって、与えれることだけでは、本当の満足度は低いと意見も出た。与えられることでなく、自分が成長していくこと、そういった環境を用意することの重要性を感じた。

あることで満足すれば、次のことを求める。人は追求していく、追求するから成長する。会社に深く寄り添えば、会社の現実も見えてくるし、会社の将来への不安も見えることもあるだろう。

ある経営者が「愚痴がない会社自体がおかしい。愚痴が会社への期待なのだ。」という言葉が重く感じた。愚痴や要求をしっかりと引き出しているか、そして、それを生かしているか問われた。