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修身教授録 森信三著(早朝読書会)

毎月1回、早朝6時からの読書会が今日ありました。

今日から、新しいテキストが始まりました。

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教師になるための学生への講義をまとめた、森信三著「修身教授録」です。

戦後の日本の人間学を脈々と伝える教本として読み続けられている本です。

最初に第1項に「学年始めの挨拶」として始めの講義からです。

先生と生徒の出会いについて、深い因縁をお話しになります。

「地球上に何億の人間が住んでいて、同じく血液を分け合っている日本人。そのうち我々が一生に間に知り合う人間は極めてわずかであり、いわんや一生の間に、その面影を忘れない程度に知り合う間柄となると、いかにそれが少ないか」

今このときに出会い、深く関わるご縁を、この現実の必然を強く噛みしめるように言われます。

少しの出会いがズレると、一生係わらないであろう人がなんて多いのか、想像できるのではないでしょうか。

たまたま、目の前のあなたと話をしているだけではない、偶然、出会ってお付き合いがあるのではない。

それは、深い深い因縁がある。偶然にもふれ合う偶然。

森先生は、天の命だと言われました。

生徒がそうは言われても僕には天の命とはとうてい思えないと素朴な質問に答えます。

「それはそうでしょう。諸君らは若くてまだ人生の苦労というものをしていなんですからね。私の気持ちを申しただけです。ただね、そう信じられる人と、信じられない人の人生の生き方が将来どう変わってくるかということだけは考えてみて下さい」

自分の取る姿勢によって行動の思いの深さが変わります。

この人とために一所懸命に力の限り、一瞬一秒を真剣に働くことで行動が変わるのではないでしょうか。

あるいは、いい加減にその一時を過ごすのでしょうか。

夢中になって何かに集中するとき、人は疲れを知らず行動できます。

やりたい、そういった心の中からわきでる行動の継続が、そうでない人との人生の生き方の違いになってくるのではないでしょうか。

また、教育とは、

「生徒の織物の中に、一筋の横糸を加えることになる。それが、いかなる色合いの糸であるかは、時がたたないと分からない。教育という織物の場合には、教える方と学ぶ方と、双方の気と持ちがぴったり合わなければ、いい織物は出来ない」

とお話になりました。

4月には、弊社にも若者がやってくる。

輝いている活き活きとした糸に、どのような横糸を加えることが出来るでしょう。

若い人を染めてしまうのではなく、共に織りなし価値を生み出していくような、関わり合いが大切何だと思います。

新人とベテラン社員の織りなす仕事が見事に社会に役立つとき、大きく成長するチームになることだと思います。