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女性の品格2

女性の品格 板東眞理子著

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昨日に続いて、本文をピックアップしながらご紹介します。

◆マイナスイメージの言葉を使わない。私はいつもどじで、どうせ私なんか、いつも足を引っ張ってばかり、もう歳だから、などと自分を卑下しすぎるのは良くない。自分に対して良くしようという気力が感じられない。自分自身は、かけがえのない存在として侵すべからず人権を与えられているのです。少しでも自分を磨き、人のためになることを努力する、投げやりな発言は品位を落とします。

自分の存在、自分を冷静に評価することも大切です。ポジティブな発言こそが品位ある行動だということなのでしょう。良く振り返れば、私もマイナス的な発言をしている・・・

◆不完全で自分をありのままに告白して、あるがままに認めてもらおうというのは、とても不遜きわまりない態度です。そうしたところを見せないように心がける。いいところを見せるよう努力することが品性を高める。どんな立派な人でも成功した人でも、一皮むくと弱い部分、情けない部分、どろどろした部分がある。そうした弱点があるのが人間です。居直るのではなく、いかにして努力するかが重要だ。逆にそういう努力はしんどい、めんどくさい、わたしにはできないと諦めてしまうと品格のない人間になる。

誰もが、認めて欲しいと心から願うものです。なんでもかんでも、認めてあげることが最優先ではないと思います。認めてもらえる人になること、認めてもらえる人になろうと努力することが重要だと思います。

◆ご先祖を大事に、生命の連続を感じること。過去を振り返らない、今が良ければいいんじゃないのという生活態度は品位を感じない。私たちの現在の暮らしは過去と未来の間に存在する。

今が良ければいいじゃんというのは、刹那主義のことですね。与えられるばかりの環境では、自分の役割ややり甲斐は見いだせないかもしれません。そんな環境に埋もれると、当然の権利を振りかざす知識を得ても、その環境への感謝に気づかないような気がします。

弊社も女性ばかりの職場です。うちの女性が品格があるか考えてみると、なるほど、著者の板東さんの言葉にあることも多く出てきました。嬉しいし、ホッとします。「見られているところで頑張る人が多いが、見ていないところでどれだけできるか、手抜きをしないかが品格のある仕事に結びつく」陰で良くやっているところに気づいたり、家庭やお休みの中から、仕事のヒントをもってくることも多いなと感じています。陰でしっかり仕事をするのが常識だと思っていると誤解されると困りますが、普段の生活の中でよい習慣を身につけて欲しいし、自分の仕事に対して責任と誇りを持っているからそうなるんじゃないかなと思っていますが、どうでしょう?

そして、著者の板東さんは、「ユーモアを解する」「品格の重要な要件の一つに、ユーモアが分る。自然で明るく、わざとらしさがない。些細なことをおもしとがる、小さな発見や意外性や驚きを楽しむ、向きにならないでとぼけた味を出す。」というところは、弊社の女性のことだ。楽しそうに仕事しているときも多いです。でも、「愚痴をいわないこと。それが通じる心意気で、ユーモアに繋がる」とも書かれている。ちょっと課題発見だ。

女性達が職場の管理職に就き。政策決定に参加したり、どんどんと活躍するのは大切なことです。女性だから、これからは女性を起用するのがはやりだと、短絡的に考えては駄目でしょう。この「女性の品格」を通して、どんな女性に成長してもらうか、女性に限らず、どんな人間的な成長を問われているか考えさせられました。品格のある仕事をすることで、社会に求められる、必要とされる会社となる。品格ある国家は、品格ある個人からと言われます。品格ある会社は品格ある個人からに繋がります。自らも常に磨きをかけて品格のある人だと言われるようにならないとと思います。