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女性の品格1

お客さんが廃棄しようとした本を年末にいただきました。20年も前に書かれた本ですが、期待値以上の中身で、お薦めの一冊です。

女性の品格 板東眞理子著

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内容は、有能な管理職を目指す女性ではなく、真のリーダーとなる女性のために綴られています。品格ある暮らし方、品格ある装い方、言葉や話し方というハウツー的なものから、生き方や行動規範に関わるものまで盛り込んであります。そのため、時に熱く哲学的な考え方に納得しながら、さらりと現代のマナーもポイントを押さえてまとめられ一気の読める内容です。

あらためにて、品格って何でしょう?
インターネットで調べると「その物から感じられるおごそかさ。品位」とあります。

では、おごそかさとはなんでしょう?
インターネットで調べると「いかめしく,近づきにくいさま。威儀正しく威厳があるさま。」

では、品位とはなんでしょう
インターネットで調べると「見る人が自然に尊敬したくなるような気高さ,おごそかさ。品。」

何となく分ったようで、難しい曖昧な感覚の言葉が並びますね。

「女性の品格」には、わかりやすく納得する言葉で綴られていますので、紹介しましょう。

◆人間個人としての品格とは、正義感、責任感、倫理観、勇気、誠実、友情、忍耐力、持続力、節制心、判断力、決断力に富み、優しく思いやりのある、そういった美徳が品格ある人間である事に重要な要素である。

つまり本質的にかっこいい、憧れる、映画やドラマの主人公に求められることでしょうか。人としていいな、素敵だなと心から感じられる原則かもしれません。

続いて、品格について何故女性を対象にしたのかは、次のように書かれています。

◆現代の社会の中で女性の生き方、役割が大きく変わり、新しい美徳が求められている。現実に、高度成長期の日本は、男性の権力志向、拝金志向、従来の男性の価値感などが支えてきているところがあった。そして、今、人間を大切にする女性らしさを社会や職場に持ち込んで欲しいと訴えます。地球環境の問題、高齢化、科学技術の進歩による新しい問題のなかで、社会がどうあるべきか、どう生きるべきか、自分たちの幸せだけを考えるのではなく、地球レベルの女性の品格が求められているのだと。昨今は、ワークライフバランスが当たり前のテーマになってきました。

「誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができるよう、今こそ、社会全体で仕事と生活の双方の調和の実現を希求していかなければならない。仕事と生活の調和と経済成長は車の両輪であり、若者が経済的に自立し、性や年齢などに関わらず誰もが意欲と能力を発揮して労働市場に参加することは、我が国の活力と成長力を高め、ひいては、少子化の流れを変え、持続可能な社会の実現にも資することとなる。」(内閣府:仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章:)

女性の品格向上が、より社会にあった地域作り、企業作りの要素になるのです。少し、重い深い内容になりましたけど、考え深いです。続いて、少しハウツー的な一面を紹介します。

◆記念日を大事にすることが大切。誕生日、記念日、大切な想い出の日、感動した日などを大切に思う気持ち。過去を振り返らない一つの美学をおうのではなく、人生は一日一日の積み重ねであり、かけがえのないこの日こそが人生そのものと思い、一日一日をいとおしむ気持ちを持ちましょう。

確かに、多くの女性が記念日を大切にしています。弊社の社員も大切にしています。そういった個々の想い出を大切に想い、それに感謝する気持ちが醸成するような職場環境も必要なのでしょう。

つづく