main

宇都宮恒久氏講演会、新春経営講演会

1月29日にお話を聞かせていただく、宇都宮恒久氏は、テレビ番組のカンブリア宮殿や「日本でいちばん大切にしたい会社3」(坂本光司氏著書)に掲載され理想を求めて「しあわせを乗せる」タクシー会社をつくった社長として有名な方だ。

あらためて、「日本でいちばん大切にしたい会社3」を読んだ。

51tRELcubFL._SX346_BO1,204,203,200_

宇都宮社長は秩序が乱れ、労働争議が人心を荒廃した会社を引き継いだ。新しい組織に一新するべく戦うことになる。即戦力欲しさの経験者優遇から、未経験者の採用に舵をきる。
業界では非常識な、未経験者だけを採用する方針を貫くことになる。採用した社員には、教育の制度化に教育ビデオの作成、理念の話を徹底、社長の考え方を何度も話す。そして、先輩が後輩に教える風土の形成を築き上げ、見事に社風を作り上げる。

会社理念の「お客様が先、利益はあと」を徹底し、この考えを続けて7か月でやっと黒字に変わることになる。本当のお客は、相手の言葉に心があるかどうか敏感だ。お客様第一主義という代表者の綺麗ごとではなく、お客様第一主義という理念が社員の心に育っている。その風土は、自然と、社員が向上心をもって働かないと、仲間からおいて行かれると意識し、緊張感をもって仕事を可能にする環境なのだ。社員の人生観を変えていくという。社員の入社希望動機は、いい会社だと思っていることや、知人や親族に勧められたことである。地元に愛されている会社作りを形にしているのだ。

また、お客様という定義も奥深く考えつくされている。
「お客様とは、自分以外のすべての方、われわれの生活を支えてくださる方々、われわれの足りない部分を教えてくださる人生の師と定義」
そして、利益の定義は「利益の本質は革新料、心からの満足料、利益は周到な計画と頑固な意思によって拡大する」などだ。

また、経営者として思いがあっても容易く実践できないことにイノベーションである。業界の非常識、業界から冷たい仕打ちを受けながらも、理念に沿うことを貫いて、イノベーションを起こしている。時代の変化に対応する実践力は初めは誰もが非常識と考えるものなのかもしれない。

最後に、宇都宮社長は、「自分の経営思想が反映できないような人間は経営者ではない」と言い切るのだ。経営者は哲学を語れと言われたことがあるが、まさにそのことであろう。理想を貫いて、理想を絵空事にすることなく、形にすることが本当の経営者なのだ。

1月29日の宇都宮氏を感じたい学び取りたいとわくわくしてきた。

≪新春経営講演会≫

■日程:2016年1月29日(金) 18:30~21:45
■場所: 岡山ロイヤルホテル(岡山市北区絵図町2-4 ☎086-255-1111)
■テーマ:「お客様が感動し社員が躍動する会社づくり ~日本で最も「ありがとう」が飛び交う会社~」
■参加費:記念講演+祝賀パーティ6,000円(記念講演のみ2,000円、祝賀パーティのみ5,000円)
■参加資格 経営者、後継者、またそれに準ずる方はどしどしご参加ください。

申し込みは 岡山県中小企業家同友会ホームページ